世の中に『ワープロ』が登場した頃から、『漢字が書けない子』が増えてきた。
携帯電話やスマホが登場すると、そもそも『文字を書く』機会すら減ってきた。当然『漢字を書く』ことも激減した。
さらには神奈川県公立高校入試からも『漢字を書かせる問題』がなくなった。
※マークシート方式になった影響と考えられる
【神奈川県公立高校入試令和4年国語より】
しかーし!
- 中学・高校の定期試験では漢字を書かせる問題は出る。
- 入試問題だって漢字を書けるようにしておかなければ太刀打ちできない。
- 大人になって漢字を書けないのは本当にみっともない。
のだ。
中学校で学習する漢字は常用漢字2,136字の内、教育委漢字1,026字を除いた1,110字だ。
※中学校(中学生)で習う漢字 (kanjitisiki.com)
入試の直前に1110字覚えるのは不可能
入試の直前になって漢字を勉強しているようでは遅すぎる。というよりも入試直前は勉強することが多く、漢字の勉強をしている時間はなかなか取れない。
だから・・・
漢字は普段から勉強するしかない!
のである。
KOSHIN学院ではこのことを生徒達に口を酸っぱくして指導している。
生徒達の『答案』『ノート』を見ていると、平仮名だらけなことが多い。
このまま大人になってしまったら、本当に恥ずかしい。
国語よりも社会科で目立つ漢字間違い
社会科、特に『歴史』では難しい漢字が出てくる。
例えば
百姓一揆
の
癸を発
と書いてしまう生徒はとても多い。
読み方も難しい
ある生徒が
[speech_bubble type=”drop” subtype=”L2″ icon=”boy.jpg” name=”生徒”] 先生、こうじぼうごていしょって何ですか?[/speech_bubble]
って聞いてきた。私も何のことだろうと思って彼の教科書を見たら・・
公事方御定書
(くじかたおさだめがき)
のことであった。
※公事方御定書
これらはほんの一例だ。
このように漢字は普段から注意深く書く練習をしておかないと大変恥ずかしい思いをすることになる。
そしてこの指導はこれからもずっと続くであろう。
それでは今日はこの辺で! また明日♪
【KOSHIN学院は神奈川県平塚市田村にある、一生懸命頑張る生徒をトコトン応援する高校受験専門の学習塾です!】