KOSHIN学院にも「勉強が得意だ!」という生徒がいます。学年でもいつも上位にいます。
なかには「全県模試2位」なんていう猛者もいたことがありました。
こうした生徒は「自分でやるべきことを考えて行動する」ことができています。
- あと10問くらい「等積変形の問題」を解いて仕上げたい。
- 教科書の「総おさらい」をして試験に向けて仕上げたい。
などと「自分の課題」をしっかり把握して勉強している生徒も多くいます。
しかーし!
にもかかわらず「学校や塾で無意味な大量の宿題」を出すことが多々あります。
言葉は悪いけど「嫌がらせじゃないの?」というくらい無意味な大量の宿題を出す教師(学校も塾も)が後を絶ちません。
はっきり言っちゃおうかな!
こんなの「できる生徒」にとっては迷惑でしかないの!
むしろ「伸びる可能性」を奪っていると言っても過言じゃありません。
反対も然りです
勉強が苦手な生徒は答えを写してでも宿題を提出すると成績があがるの!
いったいなんなのでしょうか。
宿題の多さは教師の自信の無さに比例する
実は私も以前大手塾に勤めていた頃は「かなりの量の宿題」を出していました。
たくさん課題を出せば単純に勉強ができるようになると偉大なる勘違いをしていました。
私自身「教えることに自信がなかった」ので、大量の課題を出さないと不安でたまらなかったのでした。
結局生徒は・・・
- 学校の授業中に塾の宿題をやる。
- 友達の答えを全部写してくる。
- やったとしても「とりあえず」なんとか終わらせただけ。
全く酷い話です。
私は生徒の可能性を奪っていたのでした!
宿題が多ければ生徒は「一問一問集中して」問題を解くことをしなくなります。とりあえず終わらせたいという心理になるのは当然のことです。
いい加減にテキトーの1000問問題を解いたとしても、なにも身につきません。
もう少し生徒の気持ちを考えてあげて欲しいのです。
※自分の昔を棚に上げての発言・・・
机に向かって勉強している姿を見て安心する親
何十年も塾の先生をしていますが、保護者面談をすると「うちの子机に向かって勉強するようになりました♪」と喜んでくださるお母様がいらっしゃいます。
お母様のお気持ちはとてもよく分かります。
しかーし!
中身が伴わなければ何の意味もありません。
- ちゃんと分かるようにする。
- できるようになるまで練習する。
こんなの「当たり前田のクラッカー」です。
※古すぎてご存知ない方が多いかも・・(>o<)
ちゃんと分かるようになるまでやらなければ試験の点数があがるわけないのに、塾や学校の宿題がそれを邪魔しているんです。
学校や塾などの先生をしているあなた!
まさか、あなたはそんなことをしていませんよね?
それでは今日はこの辺で。また明日♪