KOSHIN学院の場合は、私と卒業生スタッフの2名で丸付けをしたり教えたりしています。
小さな塾ですから『勉強から腰が引けている生徒』ってすぐに分かります。
そのような生徒に対して、私は気がついたらすぐにその場で注意するんですけどね・・・
勉強から腰が引けてる生徒の特徴
大きな塾ですと教室長などの責任者が全生徒に目が届かないので『模擬試験』などを行って生徒の学力をCHECKしています。
しかーし!
KOSHIN学院では『私が全生徒に直接指導』していますので、どの生徒がどの程度理解しているのかなどは全て把握しています。
しかーし!
質問や丸付けが多い日などは『消えちゃう生徒』が出てきてしまうことが稀にあります。
『消えちゃう』と言ってもどこかに行っちゃう訳ではなくて、私の所に丸付けにも質問にも来ないということなんですけどね。
- 勉強から腰が引けてる生徒は基本的に塾長が怖いのです!
- 普段からちゃんと頑張ってる生徒は、私を恐れるなんていうことは全くありません。
勉強してないのを、あるいはちゃんと理解してないのを塾長に咎められ(とがめられ)たくないという心理が働くのでしょう。
ではどこを見ればすぐに分かるかと申しますと
【腰が引けてる生徒の特徴】
- 丸付けや質問にほとんど来ない。
- 質問に来るにしても卒業生スタッフのところにしかいかない。
- 間違っても塾長のところにはいかない。
- 席もなるべく塾長から遠いところに座る傾向がある。
【やる気のある生徒の特徴】
- 積極的に「塾長の私」に質問しに来る。
- 卒業生スタッフにも、私にも分け隔てなく来る。
- 席はなるべく私の近くに座って、よく面倒みてもらおうとする。
- 塾に来たらすぐに宿題をみてもらおうとする。
いかがでしょうか? とても分かりやすい行動パターンですよね!
同じ月謝を払ってるのに、こうも違うモノかと。。。。(・・;)
腰が引けてる生徒への対処
こうしたことからお金を払ってるのに効果があること、効果の少ない子の差は歴然としています。
しかーし!
並の塾ならそれでお仕舞いかもしれません。
ところがギッチョンチョン
KOSHIN学院ではそうはさせません。
腰が引けてる生徒は別室に呼び出してビシッと注意します!
ここなんですよ! 口先だけどの阿呆な評論家が『子どもを叱るな』なんて言ってるけどさ、『ちゃんと叱る技術や力量』を持っていればちゃんと生徒に伝わりますから。
実は昨日一昨日と、3名の中3男子が私に呼び出されて叱られました。
- 私の所に質問や丸付けに来ないで、友達に教わろうとしていた。
- 質問や丸付けは私を避けて卒業生スタッフのところにしか行かない。
そんなに塾長のことが嫌だったら、もうこの塾には来なくて良いよ! 何をしても叱られないような塾を探してそこに行けば!?
※ただしこの言葉は生徒と充分な信頼関係がない場合は絶対に言ってはいけない言葉です。
生徒の目を思いっきり見つめて、そう言ってあげると生徒は我に返って『塾長! すみませんでした! ちゃんとやります!』と言ってくれます。
実際に叱られた3名は、そのあとはガンガン私に質問や丸付けに来るようになりました。
なんのために叱るのかと言われれば、このために叱る時もあるということです。
この子達を叱ってあげないということは、むしろ指導を放棄していることじゃないかと思うのです。
※もちろん叱れば良いということでは断じてありません。かなり高度な技術と信頼関係が絶対に必要です。
要するに『俺はお前さんにしっかりしてもらいたいんだ! そんなことでどうする!』ということをしっかり伝えられるかどうかということです。
でもね! これは若い先生には難しいと思います。もし若い塾の先生がこのブログを読んでくれたら、もっと別のアプローチをしないと生徒に辞められてしまいます。辞められちゃったんじゃ意味がないので。
いくら受験生と言っても、どうしてもこのように逃げ腰になってしまうことがあります。そんな時こそ『塾長の出番』なのかなと思います。
それでは今日はこの辺で! また来週お会いしましょう!
※このブログは土日祭日はお休みさせていただいております。