英単語や漢字が覚えられない生徒

成績はそんなに悪くないのに、英単語や漢字が覚えられない生徒がいます。それでも理科や社会の言葉は良く覚えているので、決して『暗記能力が低い』というわけではありません。これには決定的な原因があります。

その決定的な原因とは何か？

漢字や英単語が覚えられない決定的な原因は・・・

覚え方を教わって来なかった！

ことです。どうも生徒を見ていると、小学校・中学校では『漢字や英単語の覚え方』を教えていないように感じることが多々あります。

英単語や漢字はどう覚えたら良いのでしょうか？

例えば英単語のテストをしたら、こんな状態だった生徒がいます。

このようにたくさん間違えてしまうことは仕方ありません。生まれて初めて覚えることはですから出来なくて当然です。ただ問題なのはこの生徒は『何度も何度もノートに単語を書いて覚えようとしていて、全然覚えられなかったこと』です。

そこで私はこの生徒に、このように用紙を使うように指示をしました。

こうして紙を折って、指で書きながら覚えるのです。ここでポイントは『覚えようとして書く』ということです。間違えた単語だけを指で書きながら覚えます。覚えられたと思ったら、このように用紙を折って答えだけ別の用紙に書きます。それでも間違えた単語があれば、さらにその語だけ覚え直します。

全部覚えられたと思ったら、もう一度テストをします。この生徒にこのことを具体的に指示をしたら、見違えるほど早く覚えてくれました。

ここから更に覚えやすいように自分で改良する！

絶対にこの覚え方でなければいけないということではありません。もっと早く覚えられる方法を自分で見つけたならそのやり方で構いません。むしろそのように改良することを『勉強』と言うのだと思います。

ですから・・・

暗記はすればするほど早くたくさん覚えられるようになる！

のです。最初の一歩目を教わって来なかった生徒って意外と多いのです。さあ！ こんな風に新たな一歩を踏み出しませんか？

それでは今日はこの辺で！　また明日♪