差別はいけないって教わるんだけど

性別、いわゆるジェンダーの問題や、子どものいじめ、高齢者の人権、障がい者の人権。また、HIV感染者などの人権問題や服役していた人の人権問題などの差別。さらに日本固有のものとして同和問題や、アイヌ民族の人権問題、外国人の人権問題も差別として問題。


もちろんこうした差別はいけないことだということは皆さんご存知です。ただこれらの差別は一向になくなりません。先日も道路を歩いていると、ある太った小学生の男の子が、周りの少年に『おデブちゃん、走ってみろよ~!』とか冷やかされて真っ赤な顔をしてグッと我慢していました。私はたまらず・・・


ねぇ、君達さぁ、みんなで寄ってたかって一人の子をからかうのって良くないと思わないかい?



と声をかけてしまいました。少年達は素直に私の言葉に耳を傾けて・・・


ごめんなさい。もう言いません。



と言って反省してくれました。子どもだって『イジメはいけない』ということは分かっているのです。


人間はなぜ他人をいじめてしまうのか?

人間はなぜ他人をいじめてしまうのでしょうか? 原因は色々ありますが、一番多い理由は・・・


欲求不満の解消!


でしょう。何か心の中に満たされないものがあり、その欲求不満が弱い者に向かってしまうのです。これって『大人の社会』でも日常茶飯事的にあることです。自分の中で何か満たされないものがあると、立場の弱い部下や女性などに辛く当たって欲求不満を解消しようとします。私も散々こうした人間の餌食にされたことがありました。


もちろん差別はいけないんだけど

もちろん差別はいけません。しかし実際には日常茶飯事的に行われています。例えば『塾』です。最近では無料塾なんていうのもあるようですが、塾って『お金を払った人だけ』しか通えません。塾によっては『試験に合格した人だけ』しか入れない塾もあります。もっと言っちゃうと『成績優秀者は特待生として月謝無料』なんていう塾もあります。どうでしょう? これって差別ではないでしょうか?


KOSHIN学院だって『他の生徒の迷惑になる生徒の入塾はお断り』しています。


つまりなんでもかんでも全部平等なんてあり得ないんですよ。


ただし! それがイジメに繋がってはいけないんです。自分の心の欲求不満を他人で解消しようとしちゃいけないんですよ。そういうことを学校でも家庭でも塾でもしっかり子ども達に伝えなくちゃいけなんです。ましてや大人は子どもの手本にならなくっちゃダメなんです!

今日のポイント!

自分の欲求不満を他人で解消しようとしちゃいけないんだよ!


人間がみんな弱い人で欲求不満を解消しようとしない世の中にしていきたいものです。

それでは今日はこの辺で! また明日♪


【KOSHIN学院は神奈川県平塚市田村にある、一生懸命頑張る生徒をトコトン応援する高校受験専門の学習塾です!】

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この記事を書いた人

瀬下淳志のアバター 瀬下淳志 KOSHIN学院塾長

神奈川県平塚市田村にある高校受験専門の集団個別指導の学習塾です。お勉強が苦手でもお断りしませんが『やる気』は大いに気にしています。